平成29年11月3日から平成30年2月4日まで丹波市で開催中の
「丹波大納言小豆ぜんざいフェア」
丹波市がこの秋冬も、ぜんぜいの町に!
つわりもひと段落し、甘いものを欲している管理栄養士のあけみです。
ということでやってまいりましたぜんざい行脚、
4店目はこちら!
丹波市青垣町にある、孔雀のぱいさんです。
店主の佐藤さんも一緒にパチリ。
丹波市に来られて、4年目だそうです。
早速店内へ案内して頂きました。
本や雑貨、お菓子なども販売されていて、気になる所が盛りだくさんでしたが…
テーブルの上にあったカエルの置物で遊ぶ図。
木魚??楽器??
カエルの背中の凸凹を気の棒でなぞり、音を出す様です。
ちょっと好きです、こういうの。木魚みたいな音でしたよ。是非、お試しを…。
あと、目についたのが、このぜんざいの旗のようなもの。
手作りだそうで、佐藤さんのざんざい愛が感じ取れますね。
お店の名前の由来もお聞きしました。
この詩集「孔雀のパイ」から名前をもらったそうです。
絵本の読み聞かせボランティアもされていて、今も、地域の小学校へ行かれているようですよ。
すばらしい!!!
さてさて、お待ちかねの御氷餅(こおりもち)ぜんざいがこちら!
透明の桜の形が御氷餅(こおりもち)です。
緑と黄色のお餅みたいに見えるものが、生麩です。
黄色はサフランで、緑は抹茶で色付けしてあります。
小豆が見えないほどのボリューム!!
いざ、実食です。
お餅を乾燥させたものを寒天で固めたこの御氷餅
ほんのり甘くてぜんざいの味を邪魔しないし美味しい!
佐藤さん曰く、「初めはふりかけようと思っていたけれど、花にした方が面白いと思った。」
とのこと!
生麩も手作りで、ほんのり抹茶の味がしましたよ。
小豆は黒砂糖、キビ砂糖、グラニュー糖の3種類を使い、粒の形がきれいに残っていました。
噛むことも楽しんでもらいたいという気持ちからきているそうです。
甘すぎず、とても食べやすく、生麩のつるっとした食感と、
御氷餅はすっと溶けてなくなるので、様々な味や食感が楽しめます。
季節によってトッピングを変えているそうで、今回は、焼き餅も一緒にトッピングしてくださいました。
一緒に添えてある塩昆布で箸休めしながら、ぜんざいを楽しむなんて、しあわせです。
桜の塩漬けのお茶も一緒にいただけるので、あのボリュームでもすんなり食べれちゃいました。
あ、今回何にも栄養士らしいこと言ってないですね。
ということで、サフランについて少しだけ、ご紹介します。
サフランの効能は、鎮痛作用、鎮静作用、婦人病の改善に効果があると言われています。
簡単に言うと、痛み止めや、イライラ解消に良いということです。
婦人病の不快や、更年期の不快にも効果的です。
体を温めてくれたり、不眠、生理不順などにも効果があるといわれています。
女性にとって嬉しい嬉しい効能ですね。
もちろん、男性にとっても、イライラ解消や不眠にも効果があるといわれていますので、
皆にとって良い効能があるということが分かりますね。
この御氷餅(こおりもち)ぜんざいですが、寒天は海の物、小豆は山のものを使用しており、自然を表しているらしく、なんとも深いお話のぜんざいでした。
佐藤さんとのお話も弾み、このぜんざいのように深いお話になりました。
とっても遊び心のあるぜんざいと佐藤さんの深いお話を聞きたい方は是非孔雀のぱいさんへ!
info
店名 孔雀のぱい
所在地 丹波市青垣町桧倉299
電話 0795-80-7717
営業時間 10:00~18:00
定休日 不定休
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この秋、丹波市が「ぜんざいの町」に!
丹波大納言小豆ぜんざいフェア
古くから朝廷や幕府に献上された由緒ある丹波地域の特産品、
「丹波大納言小豆」。丹波市ではこの秋~冬、丹波大納言小豆を使った「ぜんざい」が、
市内38カ所のお店で提供されます。定番からアレンジされた斬新なメニューまで、
「ぜんざいの町」ならではの多彩なメニューをお楽しみください。
【開催期間】
2017年11月3日(金)~2018年2月4日(日)
【ぜんざいMAPダウンロード】
http://magocoro.tamba.sc/map2017/