春の足音がトコトコと聞こえてきそうな今日この頃。
今回訪れましたのは、柏原町にあります、 工芸の店かぶら さん。
レポーターは、丹波滝部長兼、丹波布サポーターの中辻です。
実はこちらのかぶらさん、ハピネスブログに打ってつけの立地にあるのです!
と、声を大にして言いますよー!!
ハピネス会場から、木の根橋をしゅーっと渡ってまっすぐバーっと歩いて行くと、
右です右!に、この建物があります。
ここですここ!工芸の店かぶらさん。
「こんにちは♪」
丹波布技術認定者のイラズムスさんと、塚口さんにお話をお伺いしました。
ここは、工芸 がコンセプトのお店です。
丹波布をはじめ、丹波及び丹波周辺で作られている工芸品が並びます。
名塩和紙や、春日町鹿場で作られてる竹カゴなど、代々丁寧に作られているが、
なかなか世に出ていないものに、かぶらさんに来たら会えるんです。
じんわり嬉しい。
かぶらさんは、2017年10月にオープンされました。
丹波布技術保存会技術者協会の有志の方々が、
もっと気軽に丹波布に親しんでもらえるきっかけになれば、と、
地元柏原の方と協力して作られたそうです。
ここで、丹波布とは何かと説明しますと。。。、丹波の宝です。
江戸時代末期から、丹波市青垣町で、村の女性の副業として織られてきました。
手で綿を紡ぎ、草木で染め、手織りする。
これを全行程一人でされている織物は、全国で見ても大変珍しいとのこと。
その丹波布の証とも言える特徴はこの
木綿の生地の中に部分的に絹糸が入っていること。
つまみ糸と言うそうです。
やわらかい雰囲気の中に凛 とあるこの美しい白。
はー。ほれぼれしてしまいます。
そんな丹波布の製品が、かぶらさんにズラリ。
反物から、お財布、バッグ、コースター、ネクタイ、キーケース、名刺入れなど。
もう、見ているだけどにまにまします。
今度、夫にネクタイをプレゼントしたいなあ。
一緒に見に来ようかな♪
ほんで私には、丹波布の帯を作ってほしいな♪♪
この縞帳(いろんな柄の丹波布が貼ってある)を見ながら、
丹波布技術認定者さんと直接お話ししながら楽しくオーダーすることもできるんです!
有志でお店をされているので、柔軟に対応していただけるそうですよ♪
よし!そうしよう!!妄想はどんどん広がります。
広がりついでに、(出た!)
今年の冬は寒かったですねー!
丹波布の里、青垣にも氷瀑(凍った滝)が出現したとか!
私は今年、岐阜に日帰り氷瀑遠征し、
-10℃の中車中泊をしたところ、
車のバッテリーが上がってしまい大ピンチに遭いましたが!
今年は氷瀑の当たり年!すんばらしい氷瀑がみられましたよ!
皆さんも来年は寒くなったら是非!凍った滝に思いを馳せてみてくださいね♪
さて、さてさて!この春かぶらさんでは、丹波布を使ったワークショップをされるそうです。
これは、、、愛着が湧くだろうなあ。
しかも、使えば使うほど、くったりと柔らかくなり、味が出る丹波布。
気になられた方は是非、問い合わせてから参加をしてみて下さいね。
それから、かぶらさんには貴重な布の資料も置いてあります。
木綿の布の好きな方に見に来てもらって、いろいろお話ができたら、とイラズムスさんがおっしゃっていました。
なんて話をしていると!
まー!サプライズ!!
丹波布の着物を着こなした女性が来店されました!
しかもご自分で織られた着物だとか!
やっぱり、身につけられた丹波布を見ると、一段と魅力的!
優しく体に沿う感じ、柔らかく、でも一本芯が通ったような素朴な強さ。
あー、ボキャブラリーが足りない私を許してください。
やっぱりいいな、丹波布。
最後にお話を聞いたなかで一番心に残った言葉。
昔から丹波で大切に守り継がれてきたこの丹波布を通じて、
いろんな人が繋がり、みんなで丹波布を育てていきたい、広げていきたい。
そんな一歩に、このお店がなれたら。
じーん。
きっとそうなっていきます!
みんなでそうしていきましょう!!
みなさんみなさん!
かぶらさんは、ハピネス会場からゆっくり歩いて徒歩5分くらいです。
(駐車場は、近くの公共駐車場をご利用ください)
柏原散策がてら、気軽に丹波布に触れに来てくださいね。
きっときっと、心があたたかくなるから。
KABURA 工芸の店かぶら
所在地:兵庫県丹波市柏原町柏原46
電話: 0795-71-1683 又は 090-6435-9625
営業日、時間: 金・土・日・月 10:00~15:30