どうも!ルーパオピンです。
そうです、この夏丹波市の一部を騒がせていたあのかき氷の人ですが、ここでは謎のスイーツ男子ブロガーな私です。
今回も助手としてカメラマンすいなを連れて、行って来ましたYO!
丹波ではまだ行った事ない人もいますが、篠山では有名な「晩めし屋よかちょろ」さんです
篠山市河原町の晩めし屋よかちょろ
よかちょろのロゴマークの裏に人がいる気がする??というあなた。
それ、ラッキーですYO!10万人に一人しか見えないといわれるスイーツの精ですね、それは。
そういうことにしときましょう、ね。
こちらは、2015年の春にOPENしてもう4年目になるお店です。
以前別のお店が営業をやめて、閉める際にたまたまその話を聞いた今のご主人がお店やります!と引き継いだそうです。
毎週更新!こだわり旬菜週替りメニュー
メニューはこんな感じで、毎週書き換えるそうです。
晩めし屋 よかちょろは素材にこだわります!
食材は基本、シェフの角田大和さんが自分で取りにいける範囲で仕入れてきます。
それには自分の目で食材を見るということと、
その食材を作ってくれた生産者としっかり対話して食材を知るという意味があります。
選んでいる食材は基本 無農薬で化学肥料、動物性肥料不使用のもので、
天候などの生育不良でどうしても入手困難なときは減農薬のものなど使用します。
食材の仕入れは木曜日、メニューは木曜日の夜か金曜日の朝に決めて書き換えます。
調味料も「本物」を使用!
どれも美味しそうで、ついつい頼みすぎてしまいますねっ!
でも不思議なことに、食べ過ぎても全然胃にもたれないんですよね~。
これは油や調味料まで、品質にこだわって良いものだけを使用しているからだと思います。
塩やみりん、料理酒、醤油、味噌、全て作り方や材料を見て納得したものだけを使用されています。
ドリンクメニュー例
さて、飲み物が来ました。左はすだちサワーのノンアルコールで、右はジグザグブルワリーのビール3種のみ比べセットです。
篠山は福住にあるブルワリーですが、製造量が少ないために篠山で飲めるところがほとんどないという希少なものです。
ビール好きなら試してみなければっ! しかし、これもイベントメニュー・・・・。
でも、通常でも単品はありますので、大丈夫。
晩めしメニュー例(週によって変わります)
これは前菜の盛り合わせです。左下がさつまいもの豆乳味噌和え、
左上が「ふえのみち農園」のフルーツミニトマト、
右上が茹で落花生、右下がナスのバルサミコマリネ、真ん中がパセリとナスの中華風白和え。
それも素材の味がしっかり濃厚に感じられる料理で絶品です。
次々注文します!
左が茄子とフレッシュバジルのソーセージ(自家製)、右が焼きオクラとモロヘイヤの胡麻和え。
ソーセージは肉の味もしっかりしながらしつこくなくて、いくらでも食べられそう。
和え物も、モロヘイヤの味が濃いのにクセがなくて食べやすくてびっくりです。
続いてはメインになるメニュー、秋茄子のガーリックステーキと、夏の猪 赤味肉の麦味噌焼き。
どちらもしっかりメインメニューなのに、素材の味を殺さない繊細な味付け!
こーれーはーうまいっ!
かなり食べてますが、どうしても止められずにご飯物ゾーンに突入。
シェフの気まぐれチャーハンと、はまぐりの出汁茶漬け。
チャーハンは懐かしい味付け。でも、野菜がたっぷり入っているのに水っぽくならない不思議!シェフの腕なんだろな~~~。
はまぐりの出汁茶漬けは〆にふさわしいあっさりとしていて滋味深い味わい・・・癒されるぅぅううう。
〆のスイーツもありますよ!!
さて、スイーツ男子ルーパオピンはスイーツを頼まないわけにはいきませんっ。
一番気になっていた、奥丹波酒粕入りブルーベリーチーズケーキを注文しましたが、断られてしまいました!
な、なぜに!?
この日は材料の按配か、自分が思うような味が出せなかったので、お客様に出せるものではないとのこと。
しかし、私のブログにはスイーツが必要だったので、頼み込んで無理やりに出してもらいました。
すると、シェフからは、「この出来ではお代はいただけないので、サービスにさせて下さい」と。
うーーーーん、プロの料理人魂! ますます好きになりましたねっ。
皆様は、私のようにシェフを困らさせないで、出せないときは諦めましょうね!
*ちなみにイマイチという出来でもとても美味しいケーキでした。完全体のものも食べたいぞ!
右のプリンは地元の牛乳を使ったあえて昔風にした硬めのプリンとのこと。
うん、たしかに素朴な味がするっ。
店主にインタビュー!
さすがに食べ過ぎて、もう入らないので、シェフに話しかけて色々聞くことにしました。
左は奥様とお子様で、右が店主/シェフの角田大和さん。
大和さんは、2011年にナチュラルハーモニーという野菜の卸業者のキッチンで働いていたそうです。
そこで、来る日も来る日も何十キロ、何百キロという野菜を下ごしらえしたり、
調理することを続けていたことが、今彼が天才野菜料理人と噂されるバックボーンかもしれません。
その後、丹波市にあるこだわりの野菜レストランにて料理長を務めていましたが、
ある時篠山での飲食店仲間の集まりで、今の店舗の前オーナーが店を閉めるので、
後に入る人を探しているという話を聞き、「じゃあ店を持ってみるか」という気持ちで引き受けたそうです。
居抜き物件で、ちょっとした手入れはしましたが、
ほぼリフォームなしという幸運な状態でOPENしたそうです。
夕飯を食べるところの少ない篠山において、貴重な気軽に夕飯を食べることのできる店として現在も活躍中!
11月からは火曜日の夜は、完全予約制でおまかせコース(予算など応相談)にするとの情報もGETしました。
こんな素敵な雰囲気で、素晴らしく美味しい料理が食べられる「晩めし屋よかちょろ」あなたも行ってみませんか?
info
晩めし屋 よかちょろ
所在地: 兵庫県篠山市河原町93-2