あれ、ちょっとお久しぶりじゃない? この感覚。
丹波っておいしいよねっ!っていうテンションをお届けする、「丹波ランチMAP」。
今回は、ご近所のご近所、そしてなんとまぁ、
間違いないランチスポットであることでお馴染みなこちらっ!
丹波市春日町東中「あずき工房やなぎた」外観
あずき工房やなぎたさんっっ!!
こちら、本当にご近所のご近所で、車でチャッといったところにあるんです。
直進です。チャッとです。
こんなに近くに、自然の恵み溢れるランチスポット、さらに幻の小豆スポットがあるんですから、
つくづく贅沢な場所です、丹波。
幻の小豆「黒さや」って?
そう、幻の小豆。
このあずき工房やなぎたさんで取り扱われているのは、
一般的な小豆よりも粒が大きく食味が濃いと知られる「丹波大納言小豆」の中でも、
この春日町東中地区でしか収穫することができない最高級品種の「黒さや」が取り扱われているのです。
まぁこの「黒さや」、粒も大きく四角く、最高では6つ積み上げた記録があるという安定性。
味はもちろん、煮崩れしにくいので粒粒感がしっかりあり、
濃厚で砂糖が少なくても十分甘さを感じることができます。
ランチは3日前までに要予約!あずき工房やなぎたさんの営業日
あずき工房やなぎたさんの営業日は基本土日祝。
平日は完全予約制。
土日祝の場合、ぜんざいとおはぎについては、予約無でも頂くことはできます。
ランチは、平日土日祝いずれも、要予約ですので、
ランチを食べたいんだよねっていう人は必ずご予約の上お越しくださいよ。
もちろんご近所メンバーも、テレフォンで予約してから行ったよ!!
(予約は3日前までにお願いいたします)
だから、
どどん!
この、素晴らしいランチにありつけたのでござんす。
あずき工房柳田の定食(ランチ)
別角度。ね、もうこれ本当に見て!! 2歳児なみに「見て! 見て!」って言いたくなるやつ。
見たお母さんも思わずびっくり、心の底から「すごいねー!」って言いたくなるやつですよ。
そら、「ツネ撮り」しながらこの笑顔も出ようもん。
こだわりポイント:在来種のお野菜使用
こちらのランチ、先ほどお伝えした「黒さや」はもちろん、
季節のお野菜と自家製調味料でとことんこだわって作られた体に優しいお食事。
自家製野菜は農薬・化学肥料は不使用であることはもちろん、もう一つのこだわりとして、
とても「種」を大切にされていらっしゃいます。
品種改良のため、種が採れないお野菜、種が採れても、その種から同じ野菜が育たない。
そんな「命のつながらないお野菜」が増えています。
柳田さんが大切にされているのは「在来種」。
昔から代々、この土地に伝わってきた、命がつながる種。
「美味しい種は、お母さんから子どもに受け継がれていくんよね。
だから、今の時代に残っている在来種は、美味しいお野菜ばっかり」
そう語る明子さんに、この日のメニューを説明していただきました。
そんなおいしいお野菜や、安心の材料ばかりを使われたランチの内容は(この日の場合)
甘酒ドレッシングをかけたサラダとかー。
「山ウドの会」なる会から入手したという山ウドのキンピラとかー。
自家製お漬物に、ワラビ、ふきのとう味噌とか季節感を感じるラインナップ。
青菜の胡麻和えとかも、「とっちゃ菜」という、
どんどん生えるから取っては食べ、撮っては食べすることから名づけられた
香り高い青菜を使い、胡麻も、山根さんという方から頂いた
通称「山根ごま」を使用した、とにかく名前が可愛い、そして
作られた方の顔と名前が見える小鉢がいっぱい。
メインは鶏肉の小豆ソース。まぁこれがよく合うんですよ。
あとは小豆味噌を使ったお味噌汁に、「蕗の炊いたん」。
小豆工房だからこそ、赤飯が至高!
ご飯はなんと二種類!! 黒さやをふんだんに使ったお赤飯と、セリごはん!!!!!
まぁこのセリごはんもいい塩加減でパックパクいけちゃうし、
あずき工房やなぎたさん渾身の黒さやお赤飯は、
美味しすぎて、中川さんも半ギレ。
「これちょっと、美味しすぎるんじゃないですか! 軽くキレますよこれは」
まぁまぁ、落ち着きましょうや。
落ちついたようです。
季節ごとに恵まれる美味しさを丁寧に、
これまた丁寧な味付けと丁寧な調理法でお料理された、
このおランチが美味しくないわけはなく。
「このとっちゃ菜と、山根ごまのやつ美味しい~!」
「このウドのきんぴらも甘辛と風味がたまらんですっ」
「お味噌汁も染み入りますねぇ~~!」と、
小鉢のオンパレード的ランチから、「ベストオブ小鉢」を選ぶのもまた、一興。
ちなみに、
自家製のお漬物のうちの一つは、奈良漬的な、酒粕につけたお酒の風味が漂うもの。
「これ美味しい~!!」と太鼓判を押したのはもちろん、
晩酌女子代表のオツネでございます。
「いやー、もっとこのお漬物欲しいなぁ~~」
一瞬で、ご近所下戸メンバーから貢がれる、お漬物たち。
うん、余は満足じゃ。的な。
ぜんざい、おはぎなどのデザートも匠の技!
お膳の上に載っている、デザート的存在は、もちろん、
あずき工房渾身のおはぎ。
添えられているのは、菊菜の花なんですってよ。
こんな可愛い花がさきますかっっ!
これ、柳田のお母さんこと明子さんがおはぎ作ってるの、見たことあるんですけど、
片手でコロコロしている間にこんなきれいな丸になるんですよ!
横で見ながらやってみたんですけど、
「ほら、普通にこうしたらええねん」って言われたんですけど、ねぇ。
まぁ、無理でございましたよ。
その手早い、匠の技術で作られたおはぎは、甘味あっさり、もち米しっとりで、
いくらでもいけそうになるから本当に注意ですよ! デザートなのに!!
まぁ、とにかく満足感しかないからね。内からも外からも。
都会から来たご友人を招くのにもオススメのスポットのうちの一つです。
↑土日祝なら予約なしでいただける、おはぎとぜんざいはこんな感じですよ。
Info お店情報
あずき工房やなぎた
丹波市春日町東中1425
電話:0795-75-1249
web
営業日土日祝 10:00~16:00(ぜんざい、おはぎは予約なしOK ランチは要予約)
平日は完全予約制